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【マインドフルネスとは?】他の瞑想との違いは「マニュアル化」と「エビデンス」

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まず↓が、本記事をギュッと短くしたまとめです。

 

本記事の短いまとめ

  • マインドフルネスは、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」。
  • 仏教の瞑想法とマインドフルネスは、おおむね同じと考えて良い。
  • 違いは「エビデンス」と「マニュアル化」。
  • マインドフルネスは、エビデンス重視。瞑想の中で、科学的に効果が実証された(あるいは「できそうな」)ものを取り入れている。
  • マインドフルネスはマニュアル化されているため、専門家の指導がなくてもできるよう設計されている。

 

それでは具体的に見ていきましょう。

 

 

 

 

マインドフルネスを一言でいうと?

 

 

マインドフルネスの定義を探してみたのですが、結局ウィキペディアのものがシンプルで良さそうなので、そのまま引用します↓

 

マインドフルネスの語義として、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」といった説明がなされることもある。

 

 

「マインドフルネスの定義はコレ!」というのは、なかなか難しいです。

というのもシッカリした定義がないからこそ、ここまで広まったという側面もあるでしょうから。

 

広がりで言えば、例えばアメリカでは「マインドフルネス」に関する書籍は1990年代は69冊、2000年代は221冊、2010年代は7年間でなんと741冊まで増えており、専門雑誌なども創刊されているようです。

その流れは日本にもきていて、「マインドフルネス」の語が見られる新聞・雑誌記事は2013年までは10件に満たなかったのに対し、14年は20件、15年は56件、16年は79件と、年々増加しています↓

 

マインドフルネスの語は日本において近年急速に拡大しており、宗教情報リサーチセンターの「宗教記事データベース」内での検索結果によると、「マインドフルネス」の語が見られる新聞・雑誌記事は2013年までは10件に満たなかったのに対し、14年は20件、15年は56件、16年は79件と、年々増加しているのがわかる。

この関心の高まりは米国の状況を反映したものであり、国内の出版物を網羅したアメリカ議会図書館の目録によると「mindfulness」に関する書籍は1990年代は69冊であるのに比べ、2000年代は221冊、2010年代は7年間で741冊と、ほとんど爆発的に増加しているといえる。

さらに同国では、雑誌『mindful』が2013年に創刊されており、代表的な仏教雑誌である『Buddhadharma』と『Lion’sRoar』も同時期にマインドフルネスの特集を組んでいるなど、流行のほどがうかがえる。

 

 

仏教とマインドフルネスの関係

 

 

マインドフルネスという言葉は、仏教のサティ(パーリ語)の翻訳です(日本では「気づき」と訳されることが多いです)。

1960年代のアメリカが発祥。

「マインドフルネスが仏教の中心」という思想を展開する東南アジア系の僧侶たちが、アメリカで活動するようになりました。

その後マサチューセッツ州に、アメリカ発の瞑想センターが設立されます。

これは主にヴィパッサナー瞑想を取り入れたものですが、在家重視、現世重視などこの辺りから瞑想の「西洋化」が始まったようです。

 

 

マインドフルネスは「宗教色を排除」

 

 

その後マインドフルネスは、マサチューセッツ大学医学部の分子生物学者であるジョン・カバットジン氏によって、「マインドフルネスストレス低減法」や「マインドフルネス認知療法」といった形で医療と融合します。

ジョン・カバットジン氏には、マインドフルネスから宗教性を排除する意図はなかったものの、仏法を主流の環境に持ち込むための方便として、あえて仏教思想を「秘匿」したと言います↓

 

「マインドフルネスストレス低減法(MBSR)は仏法をどうにかして主流の環境に持ち込むための多数の方便[skillfulmeans]の一つとして発展した」と述べられているように、MBSRは仏法と一致した「普遍的な法(universaldharma)」を体現したもので、それをストレスに苦しむ米国の大衆に伝える意図が彼にはあった。

 

 

そしてこれには、アメリカでは宗教的な医療への抵抗が大きいという事情があったようです。

 

 

一般の瞑想とマインドフルネスの違い

 

 

「マインドフルネスと他の瞑想は何が違うの?」という問いに対して、「マインドフルネスは、仏教の瞑想法から宗教性を除いたもの」という言い方がよくされますが、具体的に言えば大きな違いは「マニュアル化」と「エビデンス重視」と言えそうです。

 

 

瞑想法のマニュアル化

 

 

通常、瞑想は瞑想指導者の指導を受けながら実践されます。

しかしマインドフルネスの手法は、マニュアル化されています。

そのため専門家がいなくても、実践が可能なものになっています。

 

 

エビデンス重視の瞑想法

 

 

マインドフルネスでは、科学的な実証を重要視しています。

実際マインドフルネスは他の治療法と比べても、多くの結果で良い効果があらわれているようです↓

 

マインドフルネスを用いた多数の臨床試験を分析したメタアナリシスのレビューによると、多くの結果で他の治療法と比べて有意な「中等度の効果」が報告されており、「ほとんど全てのメタアナリシスにおいて有意な改善を認めたのは素晴らしいことである」と述べられている。

「MBCTはその効果を実証してきてはいるが、まだなぜ効果があるかについては不明確」という指摘もあるが、MBSRおよびMBCTが治療法として有効であることは、科学的に実証された事実だといえる。

 

 

以上です。

最後までご覧くださいまして、誠にありがとうございました。

 

 

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