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瞑想の効果

【脳科学からも分かる】瞑想の不安解消効果とは

更新日:

 

まず↓が、本記事をギュッと短くしたまとめです。

 

本記事の短いまとめ

  • 脳の「自分中枢」「判断中枢」の働きから、瞑想に不安解消の効果があることが分かる。

  • 瞑想が進むとネガティブ感情がなくなっていくことが、瞑想者の体験からも分かる。

  • 私の体験からも、瞑想の不安解消効果はバツグンだと思う。

 

それでは具体的に見ていきましょう。

 

 

 

 

脳の働きから分かる「瞑想の不安解消効果」

 

 

科学者たちが瞑想中の脳の中の動きを調べた結果、次のことが分かりました(わかりやすさ重視で、大雑把にまとめています)。

 

瞑想をすると、脳の中の「恐怖心や危機感」を生み出す部分の働きが弱くなる。

そのかわりに、脳の中の論理的思考を行う部分がよく働くようになる↓

 

瞑想をすればするほど不安が和らいでいくのは、ある特定の神経経路の結びつきが弱まった結果であることがわかっています。

「弱まった」というと、何だか悪い知らせのように聞こえますが、実はそうでもありません。

瞑想をしない人には、次のようなことが起きます。

私たちの脳には、自分自身および自らの体験にかかわる情報を処理する「自分中枢」(正確には内側前頭前皮質と言います)と呼ばれる場所があります。

この場所は、身体感覚および脳の恐怖中枢と神経経路でしっかりと結びついているため、恐怖や動揺を感じ取ると、自分中枢で強い反応が起こり、恐怖心や危機感が生まれるようになっています。

しかし、瞑想することで、この神経経路の結びつきを弱くすることができます。

つまり、以前であれば自己中枢が大騒ぎするような刺激を受けても、強い反応を起こさなくなるのです。

この結びつきが弱まるなか、「判断中枢」として知られる場所(論理的思考の機能を持つ部分)と、身体感覚および恐怖中枢の間の結びつきは強くなっていきます。

その結果、恐怖や動揺を感じても、冷静に判断を下すことができるようになるのです。

 

例えばあなたの身体のどこかが痛むとします。

少し不安を感じてネットで調べてみたら、思ってもみなかった重い病気の症状と似ていることが分かった。

不安がどんどん大きくなり、まだ医者にも診てもらっていないのに「もう私はダメだ」と決めつけてしまう。

 

このように人は、不安の種を自分でどんどん育ててしまう傾向があります。

しかし瞑想によって、不安を抱いても自分の中で増幅させることなく、冷静にとらえることができるようになるわけです。

 

 

瞑想者の体験から見る「瞑想の不安解消効果」

 

 

「悟っている」と思われる50人を対象にしたインタビューでも、瞑想による不安解消の可能性が見えます↓

 

PNSE(悟り)の初期の段階の人は、ポジティブな感情からネガティブな感情までを感じることがあると答えている。

ただ感情を認識しても、その感情を引きずることは少ないという。

またPNSE(悟り)の段階が進むにつれて、ネガティブな感情は減少し、ポジティブな感情だけが残るようになるようだ。

 

※当然「悟りとは何か」を定義するのは難しいです。ここでは悟りを「心のベースに常に幸福感がある状態」としています。先日記事でも書いた「不満足感がない状態」にも似ている状態です。

 

 

また、ジャーナリストであり瞑想者でもあるロバート・ライト氏の「なぜ今、仏教なのか」にも、瞑想によって不安が解消されていく様子が具体的に書かれています↓

 

不安が遠くはなれたところにあり、それを心の目でただ見つめているような気がした。

美術館で抽象彫刻でも見ているような感じだ。

それは、ぎゅっとしめつけた結びめのある太いロープで、不安を感じる腹部のあたりに陣どっているが、もうしめつけられる感じはしない。

ほんの数分前までつらく感じていた私の不安は、快でも不快でもなくなっていた。

そして、この中立の状態にたどり着いたあと、不安は溶けるようにすっと消えた。

なぜ今、仏教なのか――瞑想・マインドフルネス・悟りの科学

 

 

私の体験から見る「瞑想の不安解消効果」

 

 

私の体験からしても、瞑想による不安解消効果はバツグンだと思います。

 

別の記事でも書きましたが、私は軽度のウツ状態になったことがあります。

もともとの心配性の性格に加え自営業者という立場もあり、何年もの間、将来に対する不安が消えることはありませんでした。

そこに結婚、そして妻の妊娠が重なった結果、ウツになってしまったという経緯です。

しかし瞑想によって、余計な不安を手放すことができるようになりました。

 

私の場合は、先ほど引用したロバート・ライト氏の体験と似ています。

不安を抱いたときでも、その感情を身体感覚としてとらえることができるようになったのです。瞑想のおかげで。

腹部のときもあるし、頭の後ろの方に出ることもありました。

そして、不安が出ている部分の身体感覚を丁寧に見続けることによって、不安感情がウソのように消えることに気づいたのです。

不安だけではありません。

イライラや怒りなど、他の感情に対しても同様の効果がありました。

 

ちなみに一般的な瞑想では、先ほど書いたとおり身体感覚を「見る」という表現をよく使いますが、私の場合は「見る」よりも「さわる」の方がより効果を実感できます。

もちろん身体の内側なので、実際にさわることはできません(まあそれを言うと、見ることもできないのですが)。

あくまでニュアンスの問題なのでしょうが、私にとっては「見る」と「さわる」では効果の面でけっこうな違いがあったりします。

 

 

まとめ

 

 

瞑想を行うと、脳の「自分中枢」を介した神経経路の結びつきを弱めることができる。だから不安が減少する。

 

 

悟ったと思われる50人を対象にしたインタビューの結果、最初はマイナスの感情を抱くことはあるものの、その感情に引きづられなくなり、そのうちマイナスの感情自体が減っていくことが分かった。

 

 

私の体験的には、瞑想によって自分の不安を身体感覚としてとらえることができるようになる。

そして、不安が表れている身体部分を丁寧にさわる(身体の中なので当然さわれない。さわる感じ)ことによって、不安が消える。

 

 

以上です。

なお「他の瞑想の効果も知りたい」という方は、↓をご覧くださいませ。

 

瞑想の効果【総まとめ】

 

 

最後までご覧くださいまして、誠にありがとうございました。

 

 

 

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